設計監理を手がけた住宅が完成します。
延べ床80平米の3階建て、小さな中庭を挟んだスキップフロアの住宅です。
袋路の奥に建つ間口の小さな住宅ですが、中庭を設けることで家中に光と風をとりこみ、中庭を介した生活の風景を愉しめるようになっています。
住宅見学会を開催いたしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
日時 2017年2月26日(日)
時間 10時~17時
場所 東京都世田谷区中町
用途 専用住宅
構造 木造3 階建
敷地面積 80.93 ㎡
建築面積 38.84 ㎡
延床面積 80.86 ㎡
最寄駅は、東急大井町線上野毛駅、徒歩13分です。渋谷、恵比寿からバスにて30分程度。こちらはバス停から徒歩5分で便利です。
参加希望の方は、下記メールアドレスまでお名前と連絡先、訪問時間、訪問人数をお書きいただき、ご連絡くださいませ。詳細案内をお送りさせていただきます。
mail@rieokumura-studio.com
先週末、204建築のメンバーで、川崎市の岡本太郎美術館にいってきました。生田緑地という山の上にある美術館までの道のりはちょっとしたハイキングのようでした。新緑の緑とこもれび、澄み切った鳥のさえずり。事務所から車で30分たらずでしたが、まるで別世界へ来たみたい。
本日の目的は、秋にこちらで開催予定のワークショップの打ち合わせ。打ち合わせ終了後に、館内を案内していただきました。美術館のメインシンボル、母の塔。
人がいると、その大きさがよくわかります。生命力が大地から生え登っているようにみなぎっています。
その足元で、みんなの足元と夕日の影。
メンバーの一人が、ミュージアムショップにあった海洋堂のフィギュアのガチャガチャをみつけて、太陽の塔をめざしてトライ。結局、みんな一人一つずつガチャガチャをたしなむことに。ダブらなかったのがすばらしいです。
優雅な週末のひと時をたのしんできました。
昨日の読売新聞(5/10)、東京版(26-27面)にワークショップの様子が掲載されました。見開きで制作開始から制作途中、完成後のお茶会までの写真が魅力的に掲載されています。読売新聞とっているかた、5/10版、ごらんになってみてください。
クリックすると拡大します。
ジェイコムのCATVの番組にも取材されました。下記にアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=k5qkhZF8AHw
10分40秒あたりからです。
5/3に開催された、うちの事務所が入居する建築設計事務所のシェアオフィス、204建築主催の茶室をつくろう!ワークショップが無事終了しました。
1月末から少しづつ検討を重ね、部分モックアップはつくりましたが、現物はぶっつけ本番なので、完成するまでドキドキです。今年は、タケヒゴと水糸を使って、引っ張る力で空間をつくりあげることをもくろみました。WSに参加してくれたみなさんと協力して、魅力的な空間が出来上がりました。
お道具をかざって、茶室のしつらえが完成したところ。良い雰囲気。
天井の見上げ。弓のように曲げた竹ひごが宙を舞っています。
床の間は、花入れを吊り下げて表現しています。
WS終了後、ほっと一息つく204建築メンバー。
このお茶室は、5/7までIIDのエントランスに展示されています。
うちの事務所が入っているシェアオフィス、204建築で毎年恒例の「茶室を作ろう!ワークショップ」が今年も開催されます。5/3(祝)10時~16時場所は、世田谷ものづくり学校のエントランスです。
募集の詳細はこちらに! → http://setagaya-school.net/Event/12822/
過去のワークショップの様子は、204建築のブログサイトに載せています。
→ http://204kenchiku.blogspot.jp/
今年の素材は、竹ひご。竹ひごを使った空間をどのように成立させていくか、メンバーでスタディしています。こうご期待!です。
11時から17時までのオープンオフィス、無事終了しました。お越しくださったみなさま、ありがとうございました!
みなさん、ライフスタイルに合わせた理想のすまいのあり方をお持ちで、お話を伺ってこちらもいろいろ想像してみると楽しくなってきました。
今週のあたまに、ミーティングスペースを片づけたので、すっきりとポートフォリオなどが展示できたのですが、片付きすぎてあまりにも殺風景だったので、IIDの裏の駐車場から緑を少しおすそ分けしていただいちゃいました。
片づけで発掘した小さなガラスのグラスにちょこっと活けて、サンプルの山から拾い出したタイルとフローリングの上に並べています。(笑)
ちょっとだけ、いい感じになりました。
オクムラリエスタジオ一級建築士事務所オープンオフィス@IID世田谷ものづくり学校
オクムラリエスタジオ一級建築士事務所では、9/7(日)にオープンオフィスとすまいの相談会を行います。
建築家との家づくりに興味のある方、設計事務所ってどんなところなのか、そしてどんな人が設計しているのか気になる方、気軽にお越しください。
すまいの相談会も同時に開催します。
・新築、建て替え、リノベーション、住まいについて聞いてみたいこと
・すまいに関して考える熱い思いを聞いてほしい
・設計事務所とのいえづくりの進め方
・かかる費用はどのくらい?
などなど、みなさんがお持ちの相談にお答えします。
*尚、当日、オクムラリエスタジオが入居しているIID(せたがやものづくり学校)では11年目のアニバーサリーフェスタを行っています。廃校になった中学校をクリエイターのオフィスとして再生したIIDもあわせてご覧ください。
http://setagaya-school.net/FromIID/10711/
日時 2014年9/7(日) 11時~17時
場所 東京都世田谷区池尻2-4-5 IID204建築
主催 オクムラリエスタジオ一級建築士事務所
参加費 無料
予約 オープンオフィスはフリーです。時間内にいつでもお越し下さい。
すまいの相談会は事前予約をお願いいたします。当日空きがあれば随時承ります。
申し込み・お問い合わせ mail@rieokumura-studio.com
小学5年生の、私のおいっこのトシ君が今年の夏休みの自由研究のテーマに選んだのは、「僕の未来の家」の模型をつくること。オクムラリエスタジオに協力を申し込まれたので、これで建築に興味を持ってくれたらうれしいとばかりにお引き受けしてみました。本人、わりと気楽に考えてたかもしれないけれど、結果的にはとても大変!かつ充実したものになりました。自分で材料を切り出して、組み立てて、できあがりはじゃじゃーん、こちら。 ちょっとしぶい??
彼が興味を持って決めたテーマは、「トランスフォーム」。家の一部が動いて変化することで、自分のお気に入りの場所を作りだすことが重要なポイントになっています。仕掛けは2つ。
1 家の前面には、湖があって、そこに面した壁が持ち上がって開くと、1階は外とつながってBBQで楽しむ空間になって、2Fの部屋にはテラスが出来上がる、というトランスフォームの仕掛け。
2 家の真ん中には筒状の部屋があって、それが左右に移動して外壁を突き破って外にでたり引っ込んだりするトランスフォーム。外からみると、窓が出窓になったり、引っ込んだり。家の背後には林が広がっていて、そこにむかって、部屋が突き出ると木々の中に包まれているように感じることが目的です。筒の反対側はベッドルームで、こちらが外壁の外にでるときには、月光を浴びながら眠る。。。
うーん、よく考えてる。実際、自分がその場所にいてどのように感じるか、どう使うかということをイメージしていることがとてもよいね。彼といろんな話をしながら、興味を持っていることを引き出して、それを具体的な建築のかたちにしていくようにアドバイスして進めてきました。実際には、アイデアを図面化する、模型製作用の図面をつくって制作の算段をする、というコアの部分は私がやっていますが、それをのぞけば、大学で学生の設計指導してるのとあまり変わらない感覚。。。
最初に事務所に相談に来てから6回にわたって、コンセプトや場所の想定、設計方針を決めて模型作りの指導、模型材料のカットの練習につぐ練習、そして制作という一連の流れで進めました。特に最後の2日間は朝から晩まで子どもながらに集中して取り組んでいたのがとても印象的でした。私にとっても、いろいろ勉強になった夏でした。^_^
うちの事務所がシェアをしている204建築では、過去10年にわたって建築を体感するワークショップを重ねてきました。その集大成をまとめた小さなブックレットが完成。7月中、ずっとその編集作業をしていましたが、今日ようやく完成品が到着!
表紙のグラフィックは、204建築メンバー、パワーアーキテクツの小林泉さんが、毎年描いてくれたポスターです。ちゃんとまとめて、あらためて眺めてみると、思考錯誤しながらつくりあげてきたワークショップたちに感がいひとしおです。
204建築の活動記録は、こちらのサイトへ!http://204kenchiku.blogspot.jp/