Diary

2015年4月

ようやく、家具を所定の場所に設置しました。

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逆光なので、窓がとんじゃってますが、腰壁の高さに合わせてすっきりと納まっています。

左奥のプリンタ2台はキャスター付のキャビネットにのっていて、使う時は手前に引き出します。キャスターの扉の内部には、紙類の収納、もう一台のキャスターの内部にはインクストックを収納しています。

書類ケースには、雑多な書類をクリアファイルで分類してつっこんでいます。ほんとは、右下のファイルボックスと同じシリーズの箱があって、それが上段に入るはずでしたが、なんと、ぐずぐずしている間に廃番に。。。。。

つくづく、最近はロングセラーの定番商品というものが存在しないのだなあと嘆く週末の午後でした。

さて、最近は家具の話題ばかりが続いておりますが、先日、「匣屋深川」さんというオーダーキッチンのショールームにご招待いただき、伺ってまいりました。もともと、大正12年に創業した家具やさんで、オーダーキッチンのブランドを作ったとのこと。日本ではあまりなじみのない海外のビルトイン調理機器が使われていたり、オーダーキッチンならではの細かいこだわりや素材がふんだんに使われていました。

でも、一番心ひかれたのは、創業時に制作していたという、古い引き出し。

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ふか~い紫色の漆がとても上品です。細かい細工が施された金物も、もう制作できる職人さんがいない、とのこと。。新たに職人さんをさがして、モダンとクラシックがミックスしたシリーズを展開していきたいというお話をうかがって、とても楽しみに感じました。

こちらも、いいかんじ。

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カウンターの天板ですが、何らかの理由で 鬆(す)がたっている無垢の木材、材としての価値はとても下がるのだそうですが、アクリルや、錫で象嵌されています。使い方をまちがえると、ちょっと重苦しくなるみみ付きの無垢材ですが、異種の素材との組み合わせでシャープな印象になっていました。

先々週末、家具の塗装を行いました。

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クリアであっても塗装をすれば濡れ色になってしまいます。それはそれでよい質感ではあるのですが、木の強さがですぎてしまう感じがして、無塗装のほわっとした質感がどの材でも最高だな~~と、いつも思うのです。でも、汚れのことを考えると塗装の仕上げをしないわけにはいきません。

 

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今回利用したのは、キヌカという、オイルでのフィニッシュです。お米からできている天然塗料で溶剤などが含まれていないので換気の必要もありません。手ぬぐいのような古布にとって刷り込むように塗布していきます。素手で触っても問題ないようですけれども、今回は薄手の使い捨てビニール手袋をしました。ほぼ無臭です。布にとって、木にしみこませていくだけ。簡単でお勧めです。

さて、実はもう一つ棚を作りました。こちらは、スチールラックの棚に入れ込む食器棚。外側がほとんど見えないため、ビス止め、小口も切りっぱなしでカットして組み立てるだけ。2時間弱で完成です。後は、塗装とアクリルの引戸をはめ込んだらおわり!です。

 

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その後、無事家具を家に運び込みましたが、片づけて場所を作って設置するには、もう少し時間がかかりそうです。^_^;

うちの事務所が入っているシェアオフィス、204建築で毎年恒例の「茶室を作ろう!ワークショップ」が今年も開催されます。5/3(祝)10時~16時場所は、世田谷ものづくり学校のエントランスです。

募集の詳細はこちらに! → http://setagaya-school.net/Event/12822/

過去のワークショップの様子は、204建築のブログサイトに載せています。

→ http://204kenchiku.blogspot.jp/

今年の素材は、竹ひご。竹ひごを使った空間をどのように成立させていくか、メンバーでスタディしています。こうご期待!です。

WSS

問い合わせフォームの仕様を一部変更してみました。いままで必須入力項目欄が多かったのですが、お名前とメールアドレスのみで投稿できるようにしました。建築家とのいえづくりに関する疑問、質問をどんどんお問い合わせください。

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なぜ、フォームの仕様を変えてみたのかといいますと、理由があります。オクムラリエスタジオのサイトにたどりつく検索ワードをしらべてみると、みなさん、家づくりに関しての疑問をお持ちなのがよくわかります。「家を決めてから住むにはどのくらいかかるのか」といった検索ワードからは、スケジュールやコストに関する漠然とした思案が伝わってきます。「設計料 支払い 実施設計完了とは」という検索キーワードや「住宅 契約前 設計料」といったキーワード。これらからは、設計にかかるコストと家づくりのフローに関する具体的な不安がみえてきます。いつ、どの段階から、いくらの金額が発生するのか。その段階とは、具体的にどういう状況なのか。。。などなど。このような疑問にはできるだけお答えしていきたいと思います。

うちの事務所では、「設計の流れと設計料に関して」というページに設計の流れと設計料と支払いのタイミングを記していますし、Q&Aも用意しております。それでも疑問はたくさん出てくると思います。単純にこれってどういう意味ですか、ということも含めて、ぜひ、問い合わせフォームから質問を送ってください。しっかり回答させていただきます。