Diary

2014年6月
2014.06.26

イカット織の古袱紗です。日本のデザイナーさんがデザインして、タイ北部の少数民族のカレン族の人々が織ったイカット織の布から仕立てたもの。

IMG_3725

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色い色は、黄金繭から紡いだ糸の自然な色だそうで、見ているだけで元気になるような美しさです。材料から厳選してデザイナーさん、職人さんの手を経て出来上がった一枚の布。あまりに素敵なので、このところ、毎日、ながめてます。^_^

テキスタイルは、お部屋の印象をガラッと変えます。15センチ×16センチの古袱紗がおいてあるだけで空間の雰囲気はかわりますから、カーテンやクッションなどインテリアファブリックの選び方はとても大切ですね。

細かい修正作業が終了し、現場から完成の写真を送っていただきました。
砕石敷きの部分と、洗い出しの部分が一体的に見えたり、角度によってはカーブを描いた図としてはっきりみえたり、いろいろな見え方をするのが魅力になっています。

DSC_0494s

 

 

 

 

 

 

 

植物が育つ時期の工事となってしまいましたが、植え替えを極力減らしてほぼ根を張ったそのままの場所を保ちながらお庭を新しくデザインすることができ、ほっとしています。

今年も、これからまだまだ緑が成長するでしょうし、来年の春のバラの見ごろがたのしみな庭になりました。

先週、洗い出しが完了しました。サンプルの時点では玉砂利の黒がちょっときついかな、、と悩みましたが、出来上がってみると、砂利の密度が少し粗いので、黒い面というよりはグレーの面にみえるので、ちょうど良い感じです。

140610_23

 

 

 

 

 

 

 

 

砕石がすべて敷かれると、土間コンクリートや花壇が島状にうかびあがってくるのでは、と思います。

工事の施工は、ビルドホームテックさん。現場監督は女性の方で細かい進行状況を逐次写真とメールで報告していただいて、安心してお任せできました。

修正、手直しが少々残っているので、竣工写真はまた後日。

本来でしたら、完成!というブログになっていたはずなのですが、、、洗い出しの玉砂利でイメージに合う色合いと大きさを探してサンプルを送っていただいている間に、梅雨入りしてしまいました。。。ご存じのように、先週中盤以降雨が連続しております。お施主さんには遅れる旨、ご了解いただきました。ようやく、今日は雨が上がっていますので、本日洗い出しが行われている最中です。

送られてきたサンプルは、こちら。
sample

 

 

 

 

 

 

 

 

左上の、那智黒のような玉砂利を選択しました。少し黒々しすぎかな、、、という懸念もちょっとありますが、面積がそんなに大きくなく、カーブを描いた図柄がしっかり浮き上がって見えるようにしましょう、というデザイン方針なので、こちらで決定して、施工者さんにお願いしました。

梅雨入り直前の状況はこちら。土間コンの一部に、一段下がった部分がありますが、ここに洗い出しが施工されます。ヒメシャラが植えられて、アイポイントができました。島状にうかぶ花壇が前後にみえて、庭に奥行きが生まれています。
140531_20