Diary

プロジェクト

細かい修正作業が終了し、現場から完成の写真を送っていただきました。
砕石敷きの部分と、洗い出しの部分が一体的に見えたり、角度によってはカーブを描いた図としてはっきりみえたり、いろいろな見え方をするのが魅力になっています。

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植物が育つ時期の工事となってしまいましたが、植え替えを極力減らしてほぼ根を張ったそのままの場所を保ちながらお庭を新しくデザインすることができ、ほっとしています。

今年も、これからまだまだ緑が成長するでしょうし、来年の春のバラの見ごろがたのしみな庭になりました。

先週、洗い出しが完了しました。サンプルの時点では玉砂利の黒がちょっときついかな、、と悩みましたが、出来上がってみると、砂利の密度が少し粗いので、黒い面というよりはグレーの面にみえるので、ちょうど良い感じです。

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砕石がすべて敷かれると、土間コンクリートや花壇が島状にうかびあがってくるのでは、と思います。

工事の施工は、ビルドホームテックさん。現場監督は女性の方で細かい進行状況を逐次写真とメールで報告していただいて、安心してお任せできました。

修正、手直しが少々残っているので、竣工写真はまた後日。

本来でしたら、完成!というブログになっていたはずなのですが、、、洗い出しの玉砂利でイメージに合う色合いと大きさを探してサンプルを送っていただいている間に、梅雨入りしてしまいました。。。ご存じのように、先週中盤以降雨が連続しております。お施主さんには遅れる旨、ご了解いただきました。ようやく、今日は雨が上がっていますので、本日洗い出しが行われている最中です。

送られてきたサンプルは、こちら。
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左上の、那智黒のような玉砂利を選択しました。少し黒々しすぎかな、、、という懸念もちょっとありますが、面積がそんなに大きくなく、カーブを描いた図柄がしっかり浮き上がって見えるようにしましょう、というデザイン方針なので、こちらで決定して、施工者さんにお願いしました。

梅雨入り直前の状況はこちら。土間コンの一部に、一段下がった部分がありますが、ここに洗い出しが施工されます。ヒメシャラが植えられて、アイポイントができました。島状にうかぶ花壇が前後にみえて、庭に奥行きが生まれています。
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今週頭の現場の状況は、こちらです。

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土間コンクリートが打たれています。ところどころ曲線状に面が落ちている部分がありますが、こちらにはこれから洗い出しの仕上げがされます。

洗い出しの砂利、なかなかイメージに合うものが見つからず施工者さんに現在サンプルを手配してもらっている最中。植物の色を引き立てるために、花壇の見切りの化粧コンクリートブロックやピンコロ石といったマテリアルは無彩色のグレー系でまとめています。ですから、洗い出しの部分も那智石のようなグレーにしたいのです。

洗い出しというのは、このような仕上げのことです。

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無事砂利が決定して洗い出しが完了すれば、あとは完成までもうすぐ!です。

千葉で、お庭の工事の現場が動いています。日当たりがよく、世話好きのお施主さまはいわゆるグリーンサム(緑を育てるのが上手な人のことを意味します)な方。あまりにも育ちすぎて夏場は雑草を抜くのに体力と時間を費やすことになります。余生を雑草にささげるのはしんどい!とのことで、思い切って土の面積を減らすガーデンデザインの計画をすることになりました。現在、コンクリートの土間がうちあがって、完成間近です。順番が前後しますが、プロジェクトの進行をおいおいアップいたします。

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完成図はこちらのとおり。既存の花壇や植物を島のように残しながら、コンクリート土間の舗装部分と砕石敷きの部分をバランスよく重たくならないように分割しています。

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